「志望動機って何を書けばいいの?」「どうせありきたりな内容になってしまう…」と悩んでいませんか?
転職活動において、志望動機は採用担当者が最も注目する書類のひとつです。
しかし、初めての転職では「何をどう書けばいいかわからない」と感じる方がほとんどです。
この記事では、転職初心者でも迷わず書けるように、志望動機の書き方を基礎から丁寧に解説します。
採用される例文や、書類通過率を上げる7つのコツも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
📌 この記事のポイント
- ✅ 採用担当者が志望動機で何を見ているかがわかる
- ✅ 志望動機を書くための3ステップと7つのコツを解説
- ✅ 職種別・状況別の例文をそのまま使えるかたちで紹介
そもそも志望動機とは?採用担当者が見ているポイント

志望動機は「なぜうちの会社なのか」への回答

志望動機とは、「なぜこの会社に入りたいのか」「なぜこの仕事をしたいのか」を採用担当者に伝えるための文章です。
採用担当者は、志望動機を通じて「この人は本当にうちの会社に来たいのか」「長く働いてくれそうか」を判断しています。
つまり、志望動機は「自分がいかにその会社に合っているか」を伝えるアピール文でもあるのです。
★ ポイント
志望動機は「自己アピール」ではなく「会社への貢献意欲」を伝える文章です。自分の都合だけでなく、相手(会社)視点で書くことが大切です。
採用担当者が志望動機でチェックする3つのこと

採用担当者が志望動機を読むとき、主に以下の3点を確認しています。
- ①会社・仕事への理解度(ちゃんと調べているか)
- ②入社意欲の高さ(本気で来たいと思っているか)
- ③自社との相性・定着性(長く活躍してくれそうか)
この3点を意識して書くだけで、志望動機の質は大きく変わります。
逆に言えば、「給料が良いから」「家から近いから」といった自分本位な理由だけでは、採用担当者の心には響きません。
履歴書と職務経歴書、それぞれの志望動機の違い

転職書類には「履歴書」と「職務経歴書」の2種類があり、それぞれに志望動機を書く場合があります。
履歴書の志望動機は、150〜200文字程度のコンパクトなまとめが基本です。
一方、職務経歴書の志望動機は、200〜400文字程度でより詳しく書くことができます。
📌 重要
履歴書は「要点を絞って簡潔に」、職務経歴書は「具体的なエピソードを交えて詳しく」書くのが基本スタイルです。両方に同じ文章をコピーするのはNGです。
志望動機を書く前にやるべき「3つの準備」

準備①:自己分析で「転職理由」を整理する

志望動機を書く前に、まず「なぜ今の会社を辞めたいのか」「転職で何を実現したいのか」を整理しましょう。
転職理由と志望動機は表裏一体です。
たとえば「現職では成長機会が少ない」という転職理由があれば、「成長できる環境を求めている」という志望動機につながります。
以下の質問に答えることで、自己分析をスムーズに進めることができます。
- 現職でどんな不満・限界を感じているか
- 転職後にどんな仕事・環境で働きたいか
- 5年後・10年後にどんなキャリアを歩みたいか
- 自分の強みや得意なことは何か
準備②:応募先企業を徹底的に調べる

企業研究は志望動機の「核」になります。
企業のことをよく調べずに書いた志望動機は、どこの会社にでも使えるような「使い回し感」が出てしまいます。
採用担当者はそういった志望動機をすぐに見抜きます。
以下の情報を事前に調べておきましょう。
- 企業の事業内容・主要サービス・商品
- 企業のミッション・ビジョン・バリュー(MVV)
- 業界内でのポジションや競合との違い
- 最近のニュース・プレスリリース
- 社員インタビューや口コミ(転職サイトなど)
✔ おすすめ
企業の採用ページや代表メッセージには「どんな人に来てほしいか」のヒントが詰まっています。必ず読み込んで、自分との共通点を探してみましょう。
準備③:「自分の強み」と「企業のニーズ」を結びつける

自己分析と企業研究が終わったら、「自分の強みや経験」と「企業が求めていること」を結びつける作業をします。
この「接点」こそが、採用担当者の心に刺さる志望動機の核心です。
たとえば、「自分はコミュニケーション能力が強み」で「企業は顧客折衝力のある人材を求めている」なら、そこを志望動機の軸にできます。
採用される志望動機の「黄金フレームワーク」3ステップ

ステップ1:「なぜこの業界・職種か」を示す

志望動機の書き出しは、「なぜこの業界・職種に転職したいのか」という大きな動機から始めましょう。
ここでは、現職での経験や課題感をもとに、転職を決意した背景を簡潔に述べます。
例:「前職でのシステム開発経験を通じて、より上流工程に携わりたいという想いが強くなりました。」
ステップ2:「なぜこの会社か」を具体的に伝える

次に、数ある企業の中でなぜこの会社を選んだのかを述べます。
ここが最も重要なパートです。
企業研究で得た情報(事業内容・理念・強みなど)を具体的に引用しながら、「この会社でなければならない理由」を書きましょう。
例:「貴社が掲げる『テクノロジーで社会課題を解決する』というビジョンに強く共感しました。特に、昨年リリースされた〇〇サービスが地方の医療格差解消に貢献しているという記事を読み、このフィールドで働きたいと確信しました。」
⚠ 注意
「御社の知名度が高いから」「安定しているから」といった理由は、どこの会社にでも言える内容です。この会社だからこそという「固有の理由」を必ず入れましょう。
ステップ3:「入社後に何を貢献できるか」で締める

最後は、入社後にどのように貢献できるかを述べて締めくくります。
自分の強みや経験を活かして、会社にどんな価値を提供できるかを具体的に書きましょう。
例:「前職で培った〇〇の経験を活かし、貴社の△△事業の拡大に貢献したいと考えています。」
★ ポイント
【黄金フレームワークまとめ】①なぜこの業界・職種か → ②なぜこの会社か(具体的に)→ ③入社後に何を貢献できるか。この3ステップで書けば、論理的で説得力のある志望動機が完成します。
書類通過率を上げる「7つのコツ」

コツ①〜③:内容に関するポイント

まずは、志望動機の「内容」に関する3つのコツを紹介します。
【コツ①】転職理由をポジティブに言い換える
「前の会社が嫌だった」という本音をそのまま書くのはNGです。
ネガティブな転職理由は、ポジティブな表現に言い換えましょう。
- 「残業が多くて嫌だった」→「ワークライフバランスを整え、プライベートも充実させながら長期的に活躍したい」
- 「人間関係が悪かった」→「チームワークを重視した職場環境で、より高いパフォーマンスを発揮したい」
- 「給料が低かった」→「成果に応じた評価制度のある環境で、さらなる成長を追求したい」
【コツ②】数字や固有名詞を使って具体性を出す
「営業経験があります」よりも「3年間の法人営業経験で、年間120件の新規開拓を達成しました」のほうが、はるかに説得力があります。
数字・固有名詞・具体的なエピソードを積極的に使いましょう。
【コツ③】キャリアの一貫性を示す
「なぜ今の仕事から、この職種・業界へ転職するのか」という流れに一貫性を持たせましょう。
「〇〇の経験を活かして△△に挑戦したい」という形で、過去→現在→未来のストーリーを描くと説得力が増します。
コツ④〜⑦:表現・構成に関するポイント

【コツ④】冒頭の一文でインパクトを与える
採用担当者は多くの書類を読みます。
冒頭の一文で「おっ」と思わせる書き出しを意識しましょう。
「貴社を志望した理由は…」という定型文よりも、具体的なエピソードや強い意志から始める方が印象に残ります。
【コツ⑤】「御社」と「貴社」を使い分ける
書類(履歴書・職務経歴書)では「貴社」を使います。
「御社」は面接など話し言葉で使う表現です。
この使い分けができていないだけで、「基本的なビジネスマナーが身についていない」と判断されることがあります。
⚠ 注意
書類に「御社」と書いてしまうのは、転職初心者がやりがちなミスのひとつです。提出前に必ず確認しましょう。
【コツ⑥】文字数の目安を守る
履歴書の志望動機欄は、枠の8割以上を埋めるのが基本です。
少なすぎると「やる気がない」と思われ、多すぎると「まとめる力がない」と思われます。
履歴書なら150〜200文字、職務経歴書なら200〜400文字を目安にしましょう。
【コツ⑦】提出前に必ず声に出して読む
声に出して読むことで、文章のリズムの悪さや誤字脱字に気づきやすくなります。
また、「この内容を面接で聞かれたら答えられるか」という視点でも確認しましょう。
書いた内容と面接での回答に矛盾があると、信頼を失ってしまいます。
志望動機のプロに相談してみませんか?
転職エージェントを活用すれば、あなたの経験や強みをもとにプロが志望動機の添削・アドバイスをしてくれます。無料で利用できるので、まずは登録してみましょう。
【職種別】採用される志望動機の例文集

例文①:営業職への転職

以下は、異業種から営業職へ転職する場合の志望動
CAREER



