転職エージェント比較10社|タイプ別の違いと選び方【2026年】

転職エージェント10社をタイプ・得意な層・求人数で比較。総合型・特化型・スカウト型の違い、年齢や職種に合わせた選び方、登録から内定までの流れ、失敗しない注意点を2026年時点の情報で解説します。

転職エージェントは、選び方を間違えると紹介される求人が合わず、時間だけが過ぎてしまいます。自分の年齢・職種・エリアに合ったエージェントを選べば、非公開求人の紹介から書類添削、年収交渉まで無料で受けられます。

この記事では、主要な転職エージェント10社をタイプ別に比較し、選ぶ基準を整理します。本文の求人数は各社が公表する公開求人数の目安で、変動するため登録前に公式サイトで確認してください。

転職エージェントとは?求人サイト・ハローワークとの違い

転職エージェントと求人サイトの違いを示す図

転職エージェントとは、職業安定法にもとづく厚生労働大臣の許可を受けて、求職者と求人企業の間を仲介する有料職業紹介サービスのことです。求職者は無料で、求人紹介・書類添削・面接対策・年収交渉のサポートを受けられます。

転職エージェントを無料で使える理由

求職者が無料で使えるのは、職業安定法で求職者からの手数料徴収が原則禁止されているためです。有料職業紹介事業は同法第30条にもとづく厚生労働大臣の許可が必要で、同法第32条の3第2項により、一部の例外を除いて求職者から手数料を取ることは禁じられています。

つまり費用は求人企業が紹介手数料として負担しています。「無料だからサポートが薄い」のではなく、費用の負担者が違うということです。許可事業者かどうかは、公式サイトの許可番号(「13-ユ-〇〇〇〇〇〇」の形式)や厚生労働省の人材サービス総合サイトで確認できます。

求人サイト・ハローワークとの違い

転職サービスは大きく3種類に分かれます。違いは次のとおりです。

項目 転職エージェント 求人サイト ハローワーク
求人の探し方 担当者の紹介+自分でも検索 自分で検索して応募 自分で検索+窓口相談
担当者 あり(キャリアアドバイザー) なし あり(窓口の職員)
非公開求人 あり 基本的になし なし
年収交渉の代行 あり なし 基本的になし

転職エージェントの特徴は「非公開求人」と「代行機能」です。非公開求人とは、求人サイトなどに公開されず、エージェント経由でのみ応募できる求人のことです。応募が集中しやすいポジションや、社外に知られたくない後任募集が該当します。

受けられる5つのサポート

  • 希望条件と経歴にもとづく求人紹介(非公開求人を含む)
  • 履歴書・職務経歴書の添削とアドバイス
  • 応募企業に合わせた面接対策・模擬面接
  • 面接日程の調整と企業への連絡代行
  • 内定後の年収・入社日などの条件交渉

転職エージェントは3タイプ|比較する前に押さえる分類

主要転職エージェント比較表のイメージ

転職エージェントは「総合型」「特化型」「スカウト型」の3タイプに分かれます。この分類を知らずに知名度だけで選ぶと、求人が合わない、または紹介自体を受けられないという事態が起こります。

総合型エージェント

総合型エージェントとは、業界・職種・エリアを限定せず幅広い求人を扱う転職エージェントのことです。求人数が多く、希望職種が固まっていない段階でも登録できます。リクルートエージェント、doda、マイナビエージェント、パソナキャリアが該当します。ただし扱う領域が広いぶん、専門職の細かい事情には踏み込みにくい面があります。

特化型エージェント

特化型エージェントとは、IT・エンジニア、外資系、第二新卒など、特定の領域に絞って求人を扱う転職エージェントのことです。担当者がその領域に詳しく、専門的な相談ができます。レバテックキャリア、JACリクルートメント、type転職エージェント、ウズキャリ、ハタラクティブが該当します。対象外の人には紹介できる求人がほとんどありません。

スカウト型(ヘッドハンティング型)

スカウト型とは、登録した職務経歴を見た企業やヘッドハンターから、求職者にオファーが届く仕組みのサービスのことです。ビズリーチが代表例です。自分から応募しなくても市場評価が分かる一方、スカウトの数と質は職務経歴の内容に左右されます。経験が浅い段階では反応が乏しく、他のタイプとの併用が前提になります。

【2026年】主要転職エージェント10社の比較一覧

転職エージェント選び方のポイント

主要な転職エージェント10社を、タイプ・得意な層・公開求人数の目安・対応エリアで比較すると次のとおりです。

サービス名 タイプ 得意な層 公開求人数の目安 対応エリア
リクルートエージェント 総合型 全年代・全職種 約40万件以上 全国
doda 総合型 20代〜30代の全職種 約10万件以上 全国
マイナビエージェント 総合型 20代〜30代前半 6万件以上 全国
ビズリーチ スカウト型 管理職・専門職 9万件以上 全国・海外
パソナキャリア 総合型 手厚い支援を求める人 3万件以上 全国
JACリクルートメント 特化型 外資系・管理職 2万件以上 全国・海外
レバテックキャリア 特化型 ITエンジニア・デザイナー 2万件以上 全国
ウズキャリ 特化型 第二新卒・既卒・フリーター 1万件以上 全国
type転職エージェント 特化型 首都圏のIT・Web職 3,000件以上 首都圏中心
ハタラクティブ 特化型 未経験から正社員を目指す人 4,000件以上 全国

リクルートエージェント|求人数の多さで選ぶ総合型

国内最大級の総合型で、業界・職種・エリアを問わず求人があります。多くの求人を見て判断したい人や地方で転職したい人に向く一方、登録者が多く、担当者とのやり取りが事務的に感じられることがあります。

doda|転職サイトとエージェントを1つで使える

求人サイト機能とエージェント機能が同じサービス内にあり、紹介を待ちながら自分でも検索できます。相談相手も欲しい人に向く一方、高年収の管理職・専門職求人はハイクラス向けサービスより少なめです。

マイナビエージェント|20代・30代前半の初めての転職向け

20代から30代前半の支援に力を入れ、初めての転職を前提とした面談が特徴です。転職理由が固まっていない段階でも整理しながら進められる一方、40代以上や管理職向けの求人は多くありません。

ビズリーチ|年収600万円以上のスカウト型

企業やヘッドハンターからスカウトが届くスカウト型で、管理職・専門職向けの求人が中心です。年収アップを狙う経験者に向く一方、登録には審査があり、経験が浅いとスカウトはほとんど届きません。有料プランがある点も他社との違いです。

パソナキャリア|サポートの手厚さを重視する人向け

面談や書類サポートに時間をかける総合型で、女性のキャリア支援にも力を入れています。転職の軸を一緒に整理してほしい人に向く一方、求人数は最大手より少ないため、総合型の大手を1社併用すると安心です。

JACリクルートメント|外資系・管理職・グローバル職種

外資系・日系グローバル企業・管理職の求人を扱う特化型です。コンサルタントが企業側と求職者側の双方を担当するため内情に踏み込んだ情報が得られる一方、未経験職種や経験の浅い層には求人が合いません。

レバテックキャリア|IT・Web・エンジニア特化

ITエンジニア・Webデザイナーに特化し、使用言語や開発環境を踏まえた紹介を受けられます。技術の分かる担当者に相談したい人に向く一方、IT以外の職種や未経験からIT職を目指す段階の人は対象外になりやすい点に注意が必要です。

ウズキャリ|第二新卒・既卒・フリーター向け

社会人経験が短い層に特化しています。早期離職を経験した人など、職務経歴書に書ける内容が少ない段階でも相談できる一方、経験を積んだ層やハイクラス層向けの求人は扱っていません。

type転職エージェント|首都圏のIT・Web職に特化

首都圏のIT・Web・通信・メーカー系を中心に扱う特化型で、東京・神奈川・埼玉・千葉の企業情報に強みがあります。一方、地方勤務やUターン・Iターン転職では選択肢が限られます。

ハタラクティブ|未経験から正社員を目指す人向け

「未経験歓迎」の求人を中心に扱い、職歴が短い人やフリーターからの正社員就職を支援対象にしています。一方、専門職やハイクラス求人は扱っていません。内定率などの実績値は時期により変わるため、最新の数値は公式サイトで確認してください。

自分に合う転職エージェントの選び方5つの基準

転職エージェント利用の流れ

転職エージェントは知名度ではなく、年齢・職種・エリア・必要なサポート量・組み合わせ方の5つの基準で選びます。この順に確認すれば、自分に合う2〜3社に絞り込めます。

基準1|年齢と社会人経験の長さで選ぶ

年代が合わないと、紹介できる求人自体が少なくなります。

  • 社会人経験1〜3年・第二新卒:マイナビエージェント、ウズキャリ
  • 正社員経験なし・フリーター:ハタラクティブ、ウズキャリ
  • 20代後半〜30代の中堅層:リクルートエージェント、doda、パソナキャリア
  • 40代以上・管理職経験あり:ビズリーチ、JACリクルートメント

基準2|希望する職種・業界で選ぶ

職種が決まっているなら、その領域に強い特化型を1社入れると求人の質が変わります。

  • ITエンジニア・デザイナー:レバテックキャリア、type転職エージェント
  • 外資系・グローバル職種・管理職:JACリクルートメント、ビズリーチ
  • 営業・事務・販売など職種を広く見たい:リクルートエージェント、doda

職種を迷っている段階なら、まず総合型に登録し、面談で選択肢を出してもらってください。

基準3|勤務したいエリアで選ぶ

地方での転職を考えている場合は、求人母数の多い全国対応の総合型を必ず1社入れてください。特化型だけでは応募先が枯渇します。全国対応はリクルートエージェント・doda・マイナビエージェント、海外を含むならJACリクルートメントが選択肢です。

基準4|必要なサポートの量で選ぶ

一緒に整理しながら進めたいなら、doda・マイナビエージェント・パソナキャリア・ウズキャリが向いています。求人を多く見て自分で判断したいなら、リクルートエージェント・ビズリーチが合います。面談の準備は「転職エージェント面談で成功する7つのコツ」で解説しています。

基準5|総合型と特化型を組み合わせて選ぶ

転職エージェントは1社に絞らず、総合型1〜2社と特化型またはスカウト型1社を組み合わせるのが基本です。理由は3つあります。

  • エージェントごとに保有求人が異なり、1社だけでは選択肢が偏る
  • 担当者との相性を比べられる
  • 複数の担当者から市場評価を聞けるため、自分の適正年収の目安が分かる

ただし登録先を増やしすぎると管理が追いつきません。2〜3社が現実的な上限です。絞り込みの考え方は「転職エージェントおすすめ7選」でも整理しています。

状況別|転職エージェントのおすすめ組み合わせ

転職エージェント失敗しないための注意点

状況別に、役割が重ならないようにした2〜3社の組み合わせをまとめます。

状況 組み合わせ例 ねらい
初めて転職する20代 リクルートエージェント+doda+マイナビエージェント 求人量と初めての転職向け支援を両立
30代でキャリアアップしたい リクルートエージェント+doda+ビズリーチ 応募型とスカウト型で市場評価を確認
管理職・外資系を狙う ビズリーチ+JACリクルートメント+リクルートエージェント ハイクラス求人を総合型で補完
ITエンジニアとして転職する レバテックキャリア+リクルートエージェント 技術に詳しい担当者と求人量を両立
第二新卒・職歴が短い ウズキャリ+ハタラクティブ+マイナビエージェント 経歴に不安がある前提の支援体制
首都圏でIT・Web職を探す type転職エージェント+doda エリア特化と全国型を併用

同じタイプを3社登録しても求人が重複するだけです。「3タイプのどれを何社入れるか」で考えます。

転職エージェント利用の流れ6ステップ

転職エージェント活用戦略のイメージ

転職エージェントの利用は、登録から内定まで6つのステップで進みます。全体で3〜6か月を見込んでおくと、日程調整に無理が出ません。

ステップ1|Webから無料登録する

公式サイトから氏名・年齢・現職・希望職種などを入力します。所要時間は5〜10分程度で、費用は発生しません。在職中は連絡可能な時間帯を登録時に伝えておくと、勤務中の着信を避けられます。

ステップ2|キャリアアドバイザーと面談する

担当のキャリアアドバイザーと、対面・オンライン・電話のいずれかで面談します。面談の質が、紹介される求人の質を決めます。次の5点を事前に整理してください。

  • 転職したい理由(現職の何を変えたいのか)
  • 希望する職種・業界
  • 希望年収の下限
  • 勤務地の希望と転勤の可否
  • 絶対に譲れない条件と、妥協できる条件

ステップ3|求人紹介を受けて応募先を決める

面談内容をもとに求人が紹介されます。非公開求人が含まれるのはこの段階です。興味がない求人は断って構いません。

職業安定法第5条の3では、職業紹介事業者や求人企業が、賃金・労働時間・契約期間などの労働条件を求職者に明示することが定められています。求人票の記載が曖昧なときは必ず確認してください。

ステップ4|応募書類を作成し添削を受ける

履歴書と職務経歴書を作成し、担当者の添削を受けます。同じ経歴でも書き方で結果は変わるため、完成させてから見せるのではなく下書きの段階で相談してください。

ステップ5|面接対策を受けて選考に進む

書類選考を通過したら面接です。担当者は、その企業で過去に聞かれた質問や面接官の傾向を把握していることがあります。日程調整も担当者が代行するため、現職の勤務時間との調整が難しい場合はまず相談してください。

ステップ6|内定・条件交渉・入社

内定後は、年収・入社日・勤務条件の交渉を担当者が代行します。自分では言いにくい希望も担当者経由なら伝えやすくなります。条件に納得したら承諾し、退職手続きに進みます。

転職エージェントで失敗しないための5つの注意点

転職エージェントに関するよくある質問

転職エージェントの利用でつまずくのは、担当者との相性、求人の押し付け、内定承諾の急かし、登録先の増やしすぎ、連絡不足の5つです。対処法を知っていれば防げます。

注意点1|担当者が合わないときは変更を依頼する

キャリアアドバイザーは指名できないため、相性が合わないことがあります。「連絡が遅い」「希望と違う求人ばかり届く」と感じたら、問い合わせ窓口から担当者変更を申し出てください。珍しい手続きではなく、依頼で求人紹介が止まることもありません。

注意点2|希望と違う求人を勧められたら断る

キャリアアドバイザーには紹介件数の目標がある場合があり、条件が合わない求人を勧められることがあります。断るときは「勤務地が通勤2時間になるため見送ります」のように理由を添えると、次の紹介の精度が上がります。

注意点3|内定承諾を急かされても即答しない

「今日中に返答を」と求められても、その場で承諾する必要はありません。内定通知には通常、回答期限があります。期限を確認したうえで検討時間を求めてください。口頭の説明と労働条件通知書の内容が異なる場合は、必ず書面を優先します。

注意点4|登録は2〜3社にとどめる

複数登録はマナー違反ではありません。ただし増やしすぎると面談と連絡だけで時間が埋まります。同じ求人に複数のエージェント経由で応募すると企業側で重複として処理されるため、どこ経由で応募したかを一覧で管理してください。

注意点5|連絡は早く返し、辞退や終了も必ず伝える

返信が遅れると選考のタイミングを逃し、紹介の優先度も下がります。転職活動をやめる場合や他社で内定が決まった場合も、放置せず担当者に伝えてください。伝え方は「転職エージェントの断り方5選」で例文つきに解説しています。

どの転職エージェントが自分に合うか決められないときは

比較しても決められない場合、原因はエージェントの情報不足ではなく、転職の軸が固まっていないことにあります。年収を上げたいのか、働き方を変えたいのか、職種を変えたいのかで選ぶべきタイプが変わるためです。

UNLITD CAREERを運営する株式会社アンリット(有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-319937)では、無料の転職相談を受け付けています。転職するかどうかを決めていない段階でも構いません。登録先を増やす前に、まず何を優先するかを整理したいという方は、一度ご相談ください。

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まとめ|転職エージェント比較は「タイプ×自分の状況」で決まる

転職エージェントの比較は、求人数の多さだけを見るものではありません。3タイプの違いを理解し、年齢・職種・エリア・サポート量に当てはめて選ぶことが要点です。

  • 転職エージェントは職業安定法にもとづく許可事業で、求職者は無料で利用できる
  • 総合型・特化型・スカウト型で役割が異なり、同じタイプを重ねても意味が薄い
  • 選ぶ基準は年齢・職種・エリア・サポート量・組み合わせ方の5つ
  • 登録は2〜3社が上限で、面談の準備の質が紹介される求人の質を決める

まずは総合型を1社と、状況に合う特化型またはスカウト型を1社選び、面談で市場の反応を確かめることから始めてください。

転職エージェント比較に関するよくある質問

転職エージェントは何社登録するのがよいですか?

2〜3社が目安です。総合型を1〜2社と、職種や状況に合う特化型を1社という構成が管理しやすくなります。4社以上は連絡の管理が負担になり、重複応募のリスクも上がります。

転職エージェントは在職中でも使えますか?

使えます。むしろ在職中の利用が一般的です。収入が続いた状態で活動できるため、条件を妥協せずに判断できます。面談はオンラインや電話にも対応しています。

転職エージェントに登録したら必ず転職しないといけませんか?

必要ありません。登録後に転職を見送っても問題はなく、費用も発生しません。担当者に「今回は見送ります」と伝えれば手続きは終わります。

未経験や職歴が短い場合でも転職エージェントは使えますか?

使えます。ウズキャリやハタラクティブのように、第二新卒・既卒・フリーターや未経験からの就職を対象にした特化型があります。一方、ハイクラス向けは経験者が対象のため紹介求人がほとんどありません。

転職エージェントと転職サイトはどちらを使うべきですか?

両方の併用が効率的です。転職エージェントは非公開求人の紹介と選考サポートに強く、転職サイトは自分のペースで幅広く求人を見られます。サイト側の比較は「転職サイトおすすめ10社比較」で整理しています。

転職エージェントの利用を途中でやめることはできますか?

できます。担当者に電話またはメールで退会または利用終了の意思を伝えれば手続きが進み、理由を詳しく説明する義務はありません。選考中の企業があれば、辞退の連絡もあわせて依頼します。

転職エージェントの担当者に嘘の経歴を伝えるとどうなりますか?

紹介や選考が止まる可能性があります。経歴詐称は入社後に発覚すると内定取り消しや解雇の理由になり得ます。年収や在籍期間は源泉徴収票などで確認できるため、事実と異なる申告は避け、経歴に不安があるときこそ見せ方を相談してください。